自動車ニュース
パイオニア、中国におけるテレマティクス分野で百度社と協業
パイオニアの100%子会社である中国現地法人 先鋒電子(中国)投資有限公司は、 中国最大のインターネット関連企業である百度(Baidu:バイドゥ)社のテレマティクスサービス「百度CarLife」に対応した車載機器の開発・製造受託企業第一号に認定され、 本年11月よりカーメーカー向けに対応車載機器の出荷を開始することを発表しました。

同社は世界最大の自動車市場である中国において、 2001年に現地法人 パイオニア中国を設立以来、 カーナビゲーションやカーオーディオなど独自技術を搭載した高い品質のカーエレクトロニクス製品を提供し、 事業を拡大しています。

昨今の中国では、 スマートフォンの普及により、 いつでもインターネットに接続できる環境が実現されており、 今後、 車載サービスにおいても車からネットワークへの接続を前提としたテレマティクスサービスの拡大が期待されています。 今秋より出荷する車載機器は、 百度社が提供する中国市場にマッチしたテレマティクスサービス「百度CarLife」を、 同社のカーOEM事業におけるハードウェア開発などの技術、 ノウハウを活かして、 より使いやすく、 高品質なサービスとして提供するとしています。


【「百度CarLife」サービスの特長】
●簡単操作: 「百度Car Life」は、 スマートフォンと対応車載機器をUSBもしくはWi-Fiで接続し、 車載機器での表示や操作に加え、 音声認識によるコントロールも可能。

●多彩なコンテンツ: 「百度CarLife」は、 カーナビゲーション、 交通情報、 音楽、 電話、 天気や課金システムなど多彩なコンテンツによるサービスが用意されている。

●iPhoneとAndroidスマートフォンに対応: 「百度CarLife」は、 iPhoneとAndroidスマートフォンの両方に対応しており、 多くのユーザーのスマートフォンで楽しむことができる。