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危険物の荷卸し時の相互立ち会いは義務!? 神戸市の見解を聞く (1/2)
 危険物の荷卸し時の相互立ち会いが、法律上義務であると解釈するかは、地方自治体によって異なるようだ。
  
 全日本トラック協会タンクトラック・高圧ガス部会は、11月1日から2週間、相互立ち会い推進のための全国一斉キャンペーンを実施してきた。同キャンペーンは、危険物の荷卸し時に軽油、誤注入やオーバーフロー等の事故を防ぐため、荷卸しをする側、受ける側、「双方」の危険物取扱者が立ち会うというもの。共催は石油連盟、全国石油商業組合連合会。協賛は、総務省消防庁。

 先日、12月8日に兵庫県トラック協会タンクトラック部会の危険物研修会で「双方の立ち会いは、法律上義務化されているのですか」と質問が上がった。それに対し神戸市消防局建築危険物課は「自治体により、見解が異なる」と返答。参加者は「法律上義務化されているのだと思っていた」、「初めて聞く話だ」など、消防局の不透明な返答に首を傾げた。