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兵庫県高速道路交通安全協議、平成28年度通常総会開く
兵庫県高速道路交通安全協議会(滝川博司会長)は2月25日、楠公会館(神戸市中央区)で平成28年度通常総会を開き、平成27年度事業報告、同決算、同28年度事業計画、同予算を原案通り承認した。

総会に先立って感謝状の贈呈があり、交通安全活動優良事業として松本運送(株)(松本賢吾社長)、(株)神戸急配社(内山克己代表)、兵庫中央バス(株)(宇高昌利社長)、(株)酒井自動車(酒井悦夫社長)ら6社、交通安全功労者として武田聡子氏(スバル興業(株)関西支社)、河野美佐子((株)NEO DAISEI)、衣笠将也(高速道路交通警察隊)、長谷隆司(高速道路交通警察隊)ら7氏に贈られた。

滝川会長は「高速道路の県下の死者は12名と平成26年度比で1名減少した。県下の交通事故で亡くなった方は171名で、これも平成26年度比で11名減少である。関係各機関の皆様が、『安心で安全なハイウェイの実現』に向けて諸対策を推進された結果である。交通事故の死亡事故の特徴は、速度超過や前方不注意、不適切なハンドル操作によるものが大半を占めている。二輪車の死亡事故も4名と多い。また、逆送事故や高速バスによる事故も多発している。交通事故は、『安全と危険が背中合わせ』となっているところに対策の難しさがある。当協会では安全意識の醸成と事故誘発要因の排除に努め、粘り強く効果的な安全活動を推進していく」と挨拶、支援・協力をもとめた。

来賓に大塚啓次・兵庫陸運部長、角田正文・兵庫県警高速道路交通警察隊長らが祝辞を述べた。また役員改選で監事の森川武夫氏が退任、後任に櫻井光男氏(兵ト協副会長)を就任した。