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近畿運輸局、春のバス無事故22社を表彰
近畿運輸局(天谷直昭局長)は4月27日、大阪合同庁舎第4号館第二共用会議室で、平成28年春のバス無事故近畿運輸局長表彰式を開催、22社を表彰した。

この表彰は、車両数に応じて、6カ月〜5年を1期として終了後行うが、今回は明菱興業(株)(高砂市)の7期22年(平成6年4月1日〜同28年3月31日)が最長だった。

天谷局長は、受賞者一人ひとりに表彰状を手渡した後、「全国のバス事故は1千46件と減少したものの、1月の軽井沢でのスキーバス事故など痛ましい事故が発生、高い安全輸送の確保が求められる」とした。続けて、「本日受賞の皆さまには心からお祝い申し上げます。バスは、生活、また観光の重要な足として欠かすことのできない重要な公共交通機関です。受賞の栄誉に輝いた皆さまは、運転者から経営トップまで輸送の安全を深く理解され努力された方々で深く敬意を表しますと共に、今後とも無事故が続き、他の模範として、業界全般の交通安全意識の高揚につながることを期待しています」と挨拶。

受賞者謝辞は、阪急田園バス(株)の寺西保社長が「本日の受賞を契機に社会的使命と安全輸送を再確認して、不断の努力を続けることを誓います」と述べた。

なお受賞は次の各社。

<大阪>近畿通運(株)、東豊観光(株)、中央交通(株)、森並交通(有)、日本観光(株)、<兵庫>明菱興業(株)、扇観光(株)、阪急田園バス(株)、(株)ランドウェイ、全但バス(株)、(有)湊交通、(有)山南観光、(有)大伸観光、兵庫中央バス(株)、<奈良>大紀観光(株)、(株)大和ジェット観光バス、<滋賀>帝産湖南交通(株)、滋賀バス(株)、<和歌山>(有)UEDAKANKO、(株)ベルコキシュウ、有田交通(株)、和歌山バス(株)