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物流政策・交付金委員会を開催─兵ト協
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)の第2回物流政策・交付金委員会(北野穰委員長)が8月18日開かれ、平成28年度の物流政策事業、交付金事業の進捗状況を了承、同29年度の税制改正・予算要望についても了承した。

主な事業の進捗状況は、助成事業では、信用保証助成9件、利子補給助成7件、運転免許助成では大型27件、中型8件、けん引12件。労働力確保は女性ドライバーの活用の調査研究、全ト協のインターンシップ導入促進助成(現在4社が登録)、準中型免許の導入の周知。今後の予定は8月〜12月に平成29年度税制改正・予算の陳情・要望活動も行う。労働力の確保の施策は、トラック輸送における取引環境・労働時間改善兵庫県地方協議会(8月22日開催)でのパイロット事業の開始、運賃価格交渉サポートセミナー(8月30日)、輸送原価意識向上セミナーの開催、物流セミナー(11月1日)等を予定。全ト協との共催のトラック運送事業者の人材確保セミナーの実施は事務局で検討する。

ETC2.0の装着(中古車)のメリットについての質疑で太田専務理事は「ETC2.0装着による多頻度割引は次年度も継続すると確かな情報を得ている」と説明した。北野委員長も「装着する方向にある」と述べた。