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10月3日、三宮・新神戸でマナーアップキャン ペーン展開
第25回となった神戸市と法・個のタクシー団体、観光関係機関などで構成する「タクシーマナー向上推進会議」が9月5日、神戸市役所1号館会議室で開かれた。各団体はこれまでの取り組み、今後のマナー向上、サービス向上の取り組みについて話し合った。

冒頭あいさつで加藤久雄・神戸市経済観光局担当局長は「当協議会も平成16年に立ち上げ25回目を迎えた。情報交換、マナー向上のキャンペーン、モニター調査を行ってきたが、こうした事業は継続してこそ意義があると思う。タクシーの運転者にもこの運動の大切さが分かって頂けると思う。神戸市の観光客は昨年3千600万人弱、また外国人の伸びは108万人と昨年75万人から大きく伸び過去最高です。インバウンドへのおもてなしが大切と思う。10月から始まるNHKの朝ドラは神戸を舞台とした『べっぴんさん』が始まる。これを機にキャンペーンを展開したい。おもてなしの立場から観光客が神戸で第一歩を迎えるタクシーの印象が大切で、一緒に取り組んでまいりたい」と協力を求めた。

兵タ協、神戸個人と全兵庫の両協組は、タクシー乗務員コンテスト、マスターズ制度、研修会の開催などマナー向上への取り組みを報告。また、ひょうごツーリズム協会はユニバーサルドライバー研修、おもてなし研修の取り組みを報告。神戸国際観光コンベンション協会は観光タクシー乗務員研修会を来年2月〜3月に予定などとした。

今後の取り組みとして、10月3日午前11時からJR三宮、新神戸駅のタクシー乗り場で乗客とのコミュニケーションに役立つリーフレット、チラシ等をドライバーに配布してタクシーマナー向上キャンペーンを実施する。スマイル神戸も参加。またKOBE観光の日周辺で三宮、新神戸においてタクシーモニター調査も実施する。