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タクシー乗務員接客コンテスト神戸予選会を開催
兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は10月19日、第10回乗務員接客コンテストの神戸予選会を開いた。三谷守男氏(扇タクシー(株))ら36人が参加した。

吉川会長は冒頭、「特定地域に指定され、適正化や活性化などの議論があるが、結論は接客。日々の業務の中で『ご苦労さん』といってもらえる接客をしていれば問題がない。今日参加される皆さんは、模範となっていただきたい。タクシーは運輸サービス業であり、サービスが大切。日頃やっていることを発揮してもらって、心が通う接客をしていただきたい」と挨拶。

審査員は、堂本艶子(兵庫県消費者団体連絡協議会副会長兼事務局長、明石市消費者協会会長)、吉本道明(神戸運輸監理部兵庫陸運部首席運輸企画専門官)、浦本誠子(公益社団法人ひょうごツーリズム協会ホスピタリティマネージャー)、岡本幸司(一般社団法人兵庫県タクシー協会総務課長)の各氏。
競技は、ロールプレイング形式の実技で行われた。兵庫県タクシー会館からJR新神戸駅までのコース設定で、挨拶と自己紹介、本人確認、乗車時の対応、行き先・コースの確認、シートベルトの着用依頼、乗車時の会話(営業地区のアピール)、降車場所の確認、料金収受、忘れ物の確認、降車時の対応の各項目が審査された。

なお、9月20日には姫路会場でも予選会が行われた。各予選を勝ち上がった出場者による本選は、11月21日、生田神社会館にて開催の予定。