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栗原氏、自動車交通部長に就任
7月7日付で近畿運輸局自動車交通部長に着任した栗原弥生氏の就任記者会見が行われた。

栗原部長は開口一番「10年前(平成20年7月)中部運輸局で交通企画課長を務めたので、地方運輸局勤務は2度目です。当時は地域公共交通を担当して、地方の公共交通の現状を観た。しかし当時とは大きく情勢が変わっている。ゼロから勉強したい。特に安全に関する要請が大きく、まずは勉強したい」と強調。そして「関西は初めての赴任地なので、まずは地理感覚をしっかりつかみたい」と述べた。

入省の動機は、「旅行が好きだった。それにまつわる交通にも興味があった」と。
近畿運輸局の職員と接触した印象は「皆さん色んな業種の方々と接しておられ、柔軟でバランス感覚が良い人が多い」と思ったそうだ。タクシーに対する印象は「高い乗り物だが、それ相応のサービスを受けていると思っている。関西のタクシーは一般的に怖い印象をもつらしいが、2度乗ったタクシーは大変親切、丁寧だった」と語った。そして関西の初勤務で「各地の現状を早く観たい」と意欲を述べた。