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兵ト協、常任理事・総務委合同会議開く
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は10月27日、常任理事・総務委員合同会議を開き、11月7日、午後14時から理事会の開催を決めた。また協会入会は、(株)ワールドトランスなど21社を承認したほか、業務執行状況報告(H29.5.30〜同10月19日)については、各委員会、各部会の活動はじめ、適正化事業業務の445件の巡回指導、物流セミナーの開催、Gマーク制度の実施など原案どおり了承した。
福永会長は冒頭挨拶で「人手不足は一段と深刻となっている。協会も労働力確保対策等検討特別委員会を設置して取り組んでおり、これからこの委員会で今後の施策を各支部に提示していくことになろうと思う。各支部でも良い施策があればご教示して頂き、知恵を出し合って取り組んで参りたい。また標準貨物自動車運送約款の改正(11月4日から施行)についても言及して「新約款は運賃と附帯業務(待機時間、積込取卸し等)を明確にして対価を料金として明確化した。しかしこれを実行しないと効果はない。我々の事業の環境整備が出来つつあり、要は実行がカギと思う」と強調した。
平成29年度上半期の予算執行状況、全ト協の方針に沿った平成30年度の税制改正、予算に関する要望について、地方協会として、地元国会議員への陳情活動を展開することも了承した。
また協会発送物の委託業務は入札の結果、今回は江坂運輸に決まったと報告があった。
その他、セミナー等の開催は11月中に集中して、11月2日(人材確保セミナー)、11月8日(交通事故防止大会)、11月22日(環境と物流セミナー)、11月27日(原価意識強化セミナー)、などがある。11月28日の初任運転特別講習、12月2日は三木市の県広域防災センターで緊急物資輸送訓練が実施予定となっている。