自動車ニュース
年頭所感─一財 日本自動車査定協会兵庫支所 支所長 山地徹
平素は、当協会の運営に格別のご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。皆様のおかげをもちまして無事に新年を迎えることができ心より感謝致しております。

昨年は米国トランプ大統領の就任、全世界的な保護主義の台頭、北朝鮮の挑発など、世界的に景気好調ななかでも国家や個人の対立が浮き彫りになって、科学技術の進歩による未来に対する期待感よりも、足元の不安感のほうが気になる一年だったように思えます。

自動車業界においては、消費者の安全運転サポートカーへの関心が一気に高まり、自動ブレーキ装着車の普及が加速する一方、電気自動車、ハイブリッド車、PHVなどの電動車も着実に拡大し、自動車における技術進歩が目に見える形となった一年だったと思います。

査定協会と致しましては、業務の効率化を可能とするタブレット端末を使用した査定の普及、お客様の品質に対する疑問に応える車両状態証明書および修復歴無し証明の普及を進め、時代の進化への対応とお客様の信頼の獲得を図るとともに、査定士の皆様の査定技術力向上に寄与する査定研修会やコンテストを開催し、中古自動車の査定を通じて自動車業界の健全なる発展に寄与していきたいと考えております。

本年も皆様のご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。