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第11回タクシー乗務員 接客コンテスト
兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は第11回目を迎えた接客コンテストを2月19日、 生田神社会館で開催。神戸、姫路予選を勝ち抜いた12名の乗務員によって競技が行われ、 最優秀賞に阪神タクシーの鈴木昭彦氏(38歳)が輝き、兵庫県知事賞、神戸運輸監理部長賞、兵庫県タクシー協会会長賞を受賞。岡田研二兵庫陸運部長より賞状と記念品(10万円) が贈られた。

また優秀賞には阪急タクシーの菅原竜也氏(53歳)と飾磨交通の中本貴博氏(48歳)が、特別賞は、かもめタクシーの加藤幸一氏(48歳)、阪急タクシーの井上博喜氏(36歳)、国際興業神戸の川尾淳子氏(48歳)の3氏が受賞した。

競技は、自己紹介、ロールプレイング方式で行われ、JR三ノ宮駅乗り場からポートピアホ テルのコース、乗客は高齢者、車椅子、視覚障がい者、酔っ払いの利用者設定で、さらに 「シートベルトをしたくない」「料金に不服を申し立てる」「喫煙を希望する」の課題に対応するもの。

総評で審査委員長の岡田研二・兵陸部長は「本当に僅差で困った。当初のコンテストより格段のレベルアップでマナーが良かった。居心地よく、安心して乗れること、心のこもったもてなしが感じられる接客を引き続きお願いしたい」と今後に期待した。