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南海りんかんバスなど21社が受賞 (1/2)
近畿運輸局(坂野公治局長)は4月27日大阪市中央区の大阪合同庁舎第4号館で平成30年春バス無事故局長表彰式を開催、21社を表彰した。今回受賞の最長は南海りんかんバス(株)の10期25年。

式典で坂野局長は1人ひとりに表彰状を手渡した後、式辞で受賞者の輸送の安全確保に敬意を表した後、「平成28年1月に長野県軽井沢町で発生したスキーバス事故により多くの若い命をうばわれ、また多くが負傷した事は記憶に新しいところです。国交省では、このようないたましい事故を2度と起こさない強い決意のもと、安全、安心な総合的な諸施策を策定しているが、そのひとつとして監査強化として昨年8月適正化実施機関を設置、巡回措置を実施しております。また、事業用自動車運転者の運転が継続できなくなる事故の発生件数が最も多い脳疾患で、検診の活用対策ガイドラインを策定したところです。皆様は公共交通機関の安全性を深く理解され、会社をあげて安全確保に不断の努力をされている方々であり、無事故が続くこと、またその取り組みが他の模範となりバス業界全体の安全意識の高揚につながることを期待します」と称えた。

受賞者謝辞は、坂部直成・南海りんかんバス(株)社長が「受賞を契機に、安全が全てに優先することを深く心にきざみ、輸送の安全確保に努めます」と誓った。