自動車ニュース
平成30年度交通安全県民大会開催 (1/2)
交通事故ゼロの兵庫を目指し、
県・警察・各団体が一堂に会し啓発


兵庫県・兵庫県警察・一般財団法人兵庫県交通安全協会・一般社団法人兵庫県自家用自動車協会連合会は9月11日、平成30年度交通安全県民大会を兵庫県公館で開催した。

開会アトラクションでは兵庫県警察音楽隊による「さわやかひょうごステージ」が行われた。童謡「どんぐりころころ」に乗せてみんなの交通安全の替え歌を演奏し、交通ルール・マナーの再確認を参加者に発信した。

井戸敏三・兵庫県知事は主催者を代表し、「最近はサイクリングブーム。兵庫県でも自転車道の整備を進めているが、全てやり切れていない。道路状況に応じた対策をきっちりと続けていきたい。今後ますますサイクリングを楽しむ方や、手軽な街の交通手段として利用されることが増えてくるだろう。普及を図りつつ、事故につながらないようにやっていきたい。この交通安全県民大会は昭和60年に始まり、今年で33回目を迎えた。交通安全の徹底をみなさまとともに誓い合い、事故の無い兵庫県を目指していきたい」とあいさつした。

次に、西川直哉・兵庫県警察本部長は県下の交通事故状況について述べ、「信号機が無い横断歩道を渡っている最中にクルマにはねられるという痛ましい事故が起こっている。『横断歩道は歩行者優先』は、法律で決められたルールだが、その意識がドライバーに浸透していない。横断歩行者妨害違反の取り締まり強化期間を設け、違反数がゼロになるまで粘り強く検挙を続けていきたい」と決意を述べた。