自動車ニュース
第48回兵庫県二輪車安全運転競技会開催
一般財団法人兵庫県交通安全協会
交通事故防止目指し、安全意識と技術を磨く


一般財団法人兵庫県交通安全協会(瀧川博司会長、以下、交安協)は8月25日、運転免許試験場(明石市)で第48回兵庫県二輪車安全運転競技会を開催した。

この競技会は二輪運転者の交通安全知識と運転技術の向上を図り、二輪車による交通事故防止に寄与することを目的としている。例年5月の開催だが、今年は会場となる運転免許試験場の改修工事などにともない8月開催となった。気温30度を超える猛暑日の実施となり、事務局からは熱中症への注意喚起や、飲物の配布などが徹底された。

排気量ごとにA(125cc以下)・B(400cc以下)・C(400cc超)の3クラスで実施。競技種目は所定コース内の法規走行と、スラローム・千鳥走行などの5課題の技能走行に分かれる。例年は成績優秀者から候補者を選び、全国大会に向け特別訓練を行っていたが、今年度全国大会が実施されないため選抜は行わないとのこと。
試験後には今大会の指導・審査にあたった兵庫県警察交通機動隊白バイ隊員に追従して試験場のコース内を走行するアトラクションが行われた。

Aクラスは西岡諒哉氏、Bクラスは濱(※1)崎勇治氏、Cクラスは林晃吉氏がそれぞれ優勝し、濱田純司・兵庫県企画県民部県民生活局交通安全室室長から賞状が、角(※2)田正文・交通企画課参事官兼交通企画課長からメダルがそれぞれ授与された。また、今大会最高齢参加者の山名順彦氏(65歳)には特別賞が贈られた。

各クラスの優勝・入賞者は下記の通り(敬称略)
▽Aクラス(125cc以下)<優勝>西岡諒哉、<2位>若藤清鷹、<3位>中原幸子
▽Bクラス(400cc以下) <優勝>濱(※1)崎勇治、<2位>腰前圭司、<3位>吉川芳政
▽Cクラス(400cc超)<優勝>林晃吉、<2位>池田史郎、<3位>笠波智加夫

※1 正しくは「濱」の俗字
※2 「角」は外字(真ん中の縦画が突き出る)