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海事分野の公務職場で働く女性の座談会を開く−神戸運監部 (2/2)
現在、海運業界の女性船員の比率は2.4%。国交省では4月より、「輝け!フネージョ★」プロジェクトを開始し、海事分野の女性が活躍する様子や取り組みをホームページや冊子などで公表。女性の就労促進に力を入れている。神戸海上保安部の中山氏は、女性が働きやすい環境について、「マタニティ用の制服もできた。船には女性専用のトイレ、浴室などがある」と女性が船に乗る環境が整っていることについて説明。「モックアップの段階でシャワーの位置など、女性職員が細かい点まで意見を出す」と女性目線での改善要求を受け入れてもらえる環境が整っていると話した。

参加者からは他にも、「交渉ごとがあるときは女性のほうがスムーズにいく」「女性の方が(いろいろなことに)気づくことが多い」という女性ならではの視点を仕事に生かしているといった意見が出た。司会の澁谷氏は、「女性が細やかに、パワフルに働いていることを知ることができた」と感想を述べた。

男性社会というイメージが強い海事分野。「だからこそ環境の改善に力を入れてもらっている」という意見も出るなど、現職女性たちからの職場環境の満足度は高い。身体的負担が大きい作業や、ライフイベントでの就労環境の変化に対しては、職場からの理解や配慮が働き続ける糧となり得る。第一線で活躍する女性たちの声がさらなる働きやすい職場をつくり、新しいロールモデルを創出していく。