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30年優良乗務員表彰に吉岡利宏氏(キクヤ交通) ー 兵タク協 (1/2)
兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は10月18日、平成30年度優良従業員表彰式を生田神社会館で開催した。

平尾文一副会長からの「本日、表彰される従業員の皆様の功労に心から敬意を表します。栄誉を心の糧として今後のタクシーの発展に寄与されますようお願い申し上げます」との開式の辞で始まった。成川邦彦総務委員長は選考報告後に、優良乗務員には新たな乗務員証が贈呈されることを伝えた。新しい乗務員証には上部に優良乗務員と明記。さらに、3年、10年、20年、30年の年数毎に色分けして表示する。

次に、吉川紀興会長から各部門の受賞者代表に賞状、記念品が贈られた。吉川会長は「受賞者の方はタクシー業界にとって安心安全の手本。新たな表彰者が増えるように皆さまと共に頑張りたい」と受賞者を称えた。また、「依然として人手不足が問題。公共交通としてタクシーがいつでも稼働できるような状況ではない。また、ライドシェア、配車アプリなどIT産業が台頭し、タクシー業界は世の中から取り残されている。このようなことを認識していかないといけない」とタクシー業界が置かれている状況について述べた。

来賓祝辞で成久博康・神戸運輸監理部兵庫陸運部長は「常日頃からの心構えとその姿勢に対し、心より敬意を表したい。皆さまの受賞は今後のタクシー業界の発展のために有意義なものになる。タクシー業界にとっての名誉であり、私どもの誇りです。今後は他の模範となり、タクシー業界の活性化にご尽力ください」と称えた。山本英樹・兵庫県警察本部交通部交通企画課調査官、高岡拓史・兵庫労働局労働基準部監督課主任監察監督官(畑中啓良局長の代読)からも祝辞があった。

受賞者を代表して樫本成紀氏((株)増位タクシー)が「本日の受賞を契機として利用者の皆様から信頼されるよう、サービスの向上を目指すことを誓います」と謝辞を述べた。

(受賞者一覧は次頁)