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八木近運局長、兵庫県自動車関係団体との懇談会 (1/2)
兵庫県自動車関係団体連絡会は八木・近畿運輸局と各団体長との懇談会を11月8日、神戸市東灘区の魚崎浜町の兵庫県自動車会館で開催した。

団体を代表して兵庫県交通安全協会の瀧川博司会長が挨拶。続いて八木局長が「インバウンドが増加し、長らく低迷してきた関西の経済力が復活してきている。交通産業へさまざまな形で還元してくれている。日本の活性化につなげていきたい。交通産業では人手不足が深刻。国と共に課題として取り組みたい」と挨拶した。

長尾真・兵庫県バス協会長は「未来投資会議では、地方のバス会社の合併や統合を推し進めるという内容もある。統合よりも地方や過疎地の路線維持のための交通体系づくりが必要。また、貸切バスは昨今、稼働率が低下して収支も厳しくなっている。悪質な事業者に対しては、適正化センターより指導・監督を厳しくしていただきたい」と要望した。

吉川紀興・兵庫県タクシー協会長は「シェアリングエコノミーという名の下にライドシェアの動きもある。サンドボックス制度で可能になったライドシェアのような実証については、『法令に違反することのないように』との記述のとおりに、厳正な対処をお願いしたい」と要望した。