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年末・年始に向け事故と災害防止を呼びかけるー兵ト協 (1/2)
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は12月4日、兵ト協会館で平成30年度交通事故・労働災害防止大会を開催した。

福永会長は冒頭挨拶で「年末・年始の繁忙期に向けて安全最優先を目指した大会です。さらなる事故と災害防止に取り組んでいただきたい」と呼びかけた。
大会のはじめに、今年の全国トラックドライバーコンテスト女性部門で優勝した田渕由子さん((株)日立物流西日本兵庫営業所)に福永会長から表彰状が送られた。また、来賓祝辞で成久博康・兵庫陸運部長は「運行管理制度の徹底、監査の強化、安全マネジメントの活用を三位一体として他機関と連携して安全施策を展開してまいる所存です」と安全確保の協力を強く求めた。

講演は野上浩二・兵庫県警交通部交通企画課警部が「県下の交通事故情勢について」述べて、「状態別事故では歩行者、自転車が1位、2位。乗車中死者48人中20名はシートベルト非着用。とくに歩行者妨害は交通違反で取り締まりも強化している」と注意を喚起した。