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八木一夫・近畿運輸局長 ナンバープレートの製造工程を視察
八木一夫・近畿運輸局長は12月14日、(株)兵庫標板製作所(谷岡光明代表取締役、以下谷岡氏)を訪れ、ナンバープレートの製造工程を視察した。

第一工場ではアルミコイルからナンバープレートのサイズに打ち抜く工程を、第二工場ではエンボス加工や塗装、焼き付けの工程などを、常務取締役統括部長の東淳平氏から説明を受けながら見学した。

製造工程をひととおり視察した八木局長は「何気なく見ていたナンバープレートだったが、細かな工夫と管理システムなど、さまざまな知識が詰まったものだと知った」と感想を述べた。谷岡氏は「昭和28年からナンバープレートの製造を始め、昭和37年に法人化した。当時は1枚のプレートをつくるのに6工程があった。エンボスの工程も1文字ずつ行っていた。新しいことを取り入れながら今に至る」と65年の歴史を振り返りながら、いろいろな経験が製造の効率化に役立ったと話した。

なお、兵庫標板製作所工場への見学には、八木 貴弘・近畿運輸局交通政策部長、猶野喬・自動車技術安全部長、成久博康・兵庫陸運部長、岩野住之・兵庫陸運部首席専門官、松川隆男・近畿陸運協会理事長が随伴した。