自動車ニュース
年頭所感ー兵庫県バス協会会長 長尾真 (2/2)
3点目は健康に起因する事故防止対策についてです。近年、運転者の疾病により運転を継続することができなくなった事案の発生件数が毎年増加しています。 昨年10月には健康に起因すると思われる重大事故で1名の乗客がお亡くなりになるという痛ましい事故が発生しました。乗務員の高齢化がますます進むことが予測されるなか、バス事業者にとって健康に起因する事故防止対策を講ずることは最重要課題の一つといえます。

国土交通省の「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」に則り、日々の点呼で運転者一人ひとりの健康状況や疾病状況を確実に確認することが重要であり、 さらに、運転中に脳血管疾患を発症した場合には重大な事故を起こす可能性が高まりますので、 昨年2月に策定された「自動車運送事業における脳血管疾患対策ガイドライン」を活用することが望まれます。またハード面では、 お客様の安全• 安心をより確保するため、運転者が意識を失い運転できない異常時に備え、 衝突軽減プレーキ装着車両等の先進安全車両の導入も積極的に検討頂きたいと思っております。

新年早々、堅苦しい話になりましたが、兵庫県バス協会としましても、「安全を全てに優先」したうえで、 これら課題に対して協会加盟事業者のニーズに対応すべく、日々努力して参ります。とりわけ喫緊の乗務員不足問題につきましては、自動運転をはじめIoT、AI技術の情報収集等も含め、多方面から解決を図って参りたいと存じますので引き続き皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 今年1年も何卒宜しくお願い申し 上げます。