自動車ニュース
令和元年度定時総会、定例表彰式開く (1/2)
働き方改革で研修会も開催
兵庫県指定自動車教習所協会(有馬洋一会長) は5月29日、シーサイドホテル舞子ビラ神戸で、令和元年度定時総会を開き、平成30年度事業報告、同決算を原案どおり承認した。報告事項の新年度事業計画では新たに業界の働き方改革の推進、業務効率化へのITネットワークシステムの積極的活用などに取り組むとしたほか、前年度に続き、高校生の入所集中に伴う繁忙期解消のため、県教育委員会に折衝して県下高等学校長に要請文書の発出を行うなども了承した。事務局体制で大東健次長の後任に衣田学氏(兵庫県警運転免許課参事兼次席、一般職員)が就任との報告があった。当日は総会に先だって、働き方改革関連法の施行に伴って「改正労働基準法説明会」と題する研修会が行われた。

総会冒頭あいさつで有馬会長は「山口会長の後を受け1年つとめて参りました。特に高齢者講習の料金改定にも当協として適切に対応できたかと思う。働き方改革について本日の講習にあったとおり対応が必要です。特に高校生の免許取得による2カ月あまりの集中緩和が課題です。関係方面に交渉はしているが、学校の校則があり大変むずかしい。しかし地元高校との交渉の地場はできております。協会事業の収支は厳しいが、公益目的支出計画実施もあと2年で終了となる」と述べ、協力を求めた。