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人手不足が一番の課題
兵ト協、令和元年度第2回総務委員会を開催
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は8月1日、令和元年度第2回総務委員会(櫻井光男委員長)を開き、令和2年度税制改正・予算要望に関する活動計画、協会荷物配送業務の委託、兵庫県道路運送経営研究会への寄付などについて協議、いずれも原案どおり了承した。

副委員長の選任は、委員長一任となって、濱田長伸((株) 浜田運送)、山口一幸(山口運送(株))の両氏を全会一致で選出した。

令和2年の税制改正は(1)自動車関連諸税の簡素化・軽減の実現(2)特例措置の延長(3)トラック協会が運営する地域防災・災害対策関連施設の固定資産税の軽減措置の適用。予算は(1)高速道路料金のさらなる引き下げ(2)働き方改革実現のための諸対策に係る補助・助成(3)道路の積極的な活用に向けた諸施策の実現(4)環境対策及び省エネ対策のための補助(5)交通安全対策のための補助(6)フェリー等利用に対する補助・助成制度の創設(7)下関北九州道路の早期実現を要望。全ト協と兵ト協が連携して、本年7月〜 12月に地元の与党国会議員、及び政党都道府県連等に対して、会長、副会長、税制委員等が中心になって、積極的に直接先生方に陳情・要望活動を行うこととなった。

協会荷物配送の委託業務の概要案については、10月の消費税の増税に伴い増税分の2%増しの料金とした。また、今後の増税を考え配送料金の表示を内税から外税の表記とした。配送業者については、応募があった中から抽選される。

兵庫県道路運送経営研究会への寄付金について、全体の目標額を600万円とし、各支部別の目標額も示された。委員からは、「個人から寄付をしてもらうのは難しい。会社単位での寄付にしてもらったほうがよい」との指摘があったが、事務局からは「会社単位での寄付は法律の問題もある。支部別の内訳はあくまでも目標額。ご了承いただきたい」と回答があった。

その他、10月2日に千葉県の幕張メッセで行われる第24回全国トラック運送事業者大会の開催概要や、9月24日に生田神社で行われる第19回交通安全祈願祭・慰霊祭についての説明が行われ、参加を呼びかけた。