トヨタ自動車(株)は、カローラアクシオならびにカローラフィールダーが、自動車の安全性能を試験・評価する平成24年度自動車アセスメント<前期>(以下、JNCAP)において、最高ランク５★のクルマに与えられる「JNCAP新・安全性能総合評価ファイブスター賞」を獲得したと発表した。平成23年度から導入された新・安全性能総合評価に基づく同賞の受賞で、排気量1500cc以下のコンパクトクラスでの受賞は、カローラアクシオ、カローラフィールダーが初となる。

新・安全性能総合評価は、衝突時の乗員保護性能と歩行者保護性能をあわせ、車両の総合的な安全性を点数に応じ１〜５★の５段階で評価。カローラアクシオ、カローラフィールダーは、コンパクトなサイズで、衝撃吸収ボディと高強度キャビンを備え、また、サイド＆カーテンシールドエアバッグを含む６個のSRSエアバッグ、後席にもプリテンショナー＆フォースリミッター付３点式シートベルト（フロント・リヤ左右席）などを標準装備(“ビジネスパッケージ”を除く)することにより、前席・後席とも高い乗員保護性能を実現。さらに、最新の歩行者傷害軽減ボディ構造などの採用と合わせ、最高ランクの「ファイブスター賞」を獲得した。

【ご参考】
＜自動車アセスメント(JNCAP)＞
国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が、安全な自動車の普及を促進する目的で、平成７年度より公表している自動車安全情報。現在市販されている自動車の安全性能について衝突安全性能試験、歩行者頭部・脚部保護性能試験、ブレーキ性能試験などによる評価を行い、結果を公表している。