当初、会場内にはしんと張りつめた緊張感が漂っていた。姫路東支部の青年部会員らは緊張した面持ちで会場に入ってきた。空気を和らげたのは淡路支部の刑部さんだった。
好みの女性を尋ねるというくだけた質問に姫路東支部の青年部会員らの顔に笑みがこぼれた。兼ねてから姫路東側が抱いていた疑問(精力的に活動を行っている淡路支部青年部会の元気の源はどこにあるのか)に
淡路側が「45歳で定年を迎えた後でもOBとして自由に物申せるオープンな空気が淡路にある」と答えると、姫路東の青年部会員は大きくうなずいていた。
「淡路支部はイベントを主催する際、盛り上げ上手で、遊び上手。締める時は締め、緩める時は緩めるのがうまい。この手法をぜひ、他の青年部会に
学んで欲しいと思った」と交流会を企画した関係者は意図を語る。
始めから難しいことばかり話すのではなく、まずは肩の力を抜いて。淡路支部の緩める時は緩め、締める時はきっちりと場を盛り上げていくことが活性化の秘訣でもあるようだ。
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