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支部員間のコミュニケーションを密にする時―兵ト協総務委員会 (2/2)
  建設等検討委員会の委員長を務める藤井委員長は、全委員一致で本部研修センターを現住所に建替えを行うことが決定したことを報告した。その理由に運輸事業振興助成交付金の先行きが不透明であることを挙げた。


  また原岡謙一副委員長は太田啓三専務理事に、先日、中間とりまとめが発表されたトラック産業の将来ビジョンに関する検討会について説明を求めた。それに続き松村守副委員長は「規制強化の方向で話が進んでいかなければ、経営が成り立たない事業者がさらに増える」と話した。
  さらに数名の委員は「トラック業界の景気悪化に伴い、支部会員を集めることが困難になってきた。本部と支部との関係をもう少し密にしてくれないか」などの意見が出され、現状のままでは支部員を集めることや運営が困難であると訴えた。
  それに対し松原丈夫担当副会長は「会員集めが困難であることは今に始まったことではない。コミニケーションを上手くとり、底辺から積み上げて行かなければ、団結した行動がとれない」と励ました。