自動車ニュース
透明性・公益性問う―兵整振・兵整商支部連絡会
 兵庫県自動車整備振興会、兵庫県整備商工組合は7月26日、舞子ビラで支部連絡会を開催した。

 新法人移行に関する注意点について触れ、「非営利型の社団法人であっても公益性を求められ、収益性のあるものについては課税される。各支部の独立性を尊重している。公益的なものであるということから内容がきちっとした領収書。仮払い、振興会からお渡しするお金と支部独自のお金をお分けいただければと思う」と説明した。そのうえで、「支部の予算を決済する人と金庫番は別にして頂きたい。損益計算書、貸借対照表を作って欲しい。平成23年度中には一般社団法人への移行を検討しているので支部会計の在り方を見直して頂きたい」と呼びかけた。

 兵整振が配布した資料によると、新公益法人制度下では特定の者に対する利益寄与ができず、今年度中に支部会計の在り方を見直す必要があると指摘。支部助成金の名称変更(案)の中で助成金(仮払金)は支部会計と別会計を設け、親睦会(会議日当含む)等への支出をせず、支部独自の会費の中で賄っていく必要性があるとしている。