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【トライやる特集】毎日ひとつ覚えて帰り―赤松自工
  奥さんは社長の赤松さんについて「社長の魅力が人を引き付けるんです」と話始めた。
 「ある日突然、石を持って帰ってきて、黙々と羅漢を掘り出したんです。その一体は近所の金剛院に寄贈しています。
  また背が高くなってしまって高速道路の料金所が通過できなくなって駄目になってしまったんですが、社長が絵を描いたトラックの荷台でジャンボヒマワリを育て、KOBEまつりを走行する計画も新聞やテレビでも反響がありました。
  それに骨董品を集めることが趣味で、廃車になった北条鉄道の初代車輌を完全保管するために、旧国鉄の整備士を呼び、会社入口に国鉄の線路や砂利を集めて再現させました。
  社長は他にも趣味を持っているのですが、何が社長をそこまで駆り立てるのか、長年一緒にいても、よくわからないんです」と笑いならが、また不思議そうに話してくれた。
 
  
  赤松さんは中学生の受け入れで気付いたことについて「普段の生活の中で、先生や親は子供の良いところを見分けられないことが多い。不良少年だとレッテルを貼られていても、中学生がやるようなことはしれているし、それに最近の子供は昔と比べると大丈夫かと思うほど大人しい。だから、親や先生以外の他人の言うことはちゃんと聞きよるんです」とはにかんだ。  
  また、5日間で学んでほしいことについて「新しいことを毎日1つ学んで帰って欲しい。そうすると10個でも20個でも応用が利くから」と、泉中学校2年生の松本君を励ました。