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消防精励に40余年 田中さんの叙勲祝賀会
田中平章氏瑞宝双光章受章記念祝賀会が7月17日、神戸ポートビアホテルで開かれた発起人を代表して伊庭勝一・兵庫消防団長は「42年の間誠実にして献身的に消防活動に精励され、平成16年4月兵庫消防団長に就任された。団員の資質向上と技術の練磨に努め、受章はこの功績によるものです。今後もご健勝で、兵庫の街づくりの指導をして下さい」と挨拶。

　来賓祝辞で、中村三郎・神戸市副市長は「兵庫消防団員は市民救命士インストラクターの養成員とし活躍、年間700名を超える救命士が誕生している。知識と経験を若い世代にひきついで頂くようお願いします」とその功績を讃えた。来賓の平野昌司・神戸市議も「消防団と自動車整備業界「はちどりネット」を結び、これも田中さんの自動車整備業者としての発想と企画力によるもの。陰で支えた奥さんこそ最大の功労者と申し上げたい」と朝子夫人の労をねぎらった。

　田中氏は謝辞で「本当は家内の名前でもらってもいいぐらいです。消防の業務も忠実に精励しようとすると家族の理解と協力が欠かせず家内には大変世話になった。今日このように祝って頂いたことで無罪放免とはいかないがゆるしてもらえるかと思う。つたない言葉だがこの辺でご勘弁ください」と述べ場内に拍手が鳴りやまなかった。