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今年も盛大に 「タクシーの日」兵庫、大阪など各地で展開
 第22回目を迎えた8月5日の「タクシーの日」は今年も猛暑の中、全国各地でタクシーキャンペーンが展開された。

 兵庫県タクシー協会(松本奈良雄会長)は8月2日関連行事の優良・篤行乗務員表彰式など開催したのをはじめ、5日は、JR三ノ宮駅タクシー南・北乗り場で午前10時からキャンペーンガールと共に松本会長、吉川紀興・兵庫県タクシーサービスセンター長、清水信生専務理事ら協会幹部が各事業者らと乗客や通行人に乗客アンケートハガキやティツシュペーパーを配布してタクシーの街頭キャンペーンを実施した。

 当日は同場所に藤田裕隆・神戸運輸監理部兵庫陸運部長、木村淳三同首席運輸企画専門官らも巡視、続いて新神戸駅乗り場にも松本会長らと同行して街頭キャンペーンを見守った。

 また3日・5日の両日には神戸新聞に「『8月5日はタクシーの日です』。みなさまの身近な足として、さらに安全とサービス向上に努めてまいります。」の広報を掲載、ラジオ関西も4、5の両日スポットCМを放送してタクシーの日をPRした。

 街頭キャンペーンは神戸・阪神間地区では明石から尼崎など主要駅前のタクシー乗り場21ヵ所、キャンペーンガールはJR三ノ宮駅南・北と新神戸駅に6名配置、配布ティツシユは事業者用に9万7千個、当日1万5千個。乗客アンケートハガキは2千500枚配布した。アンケート回答者には抽選で500人にタクシー初乗り券(660円)を贈呈する。

 神戸・阪神間地区以外の郡部地区は、1万3千個のティツシュペーパーと1千500枚のアンケートハガキ(東播地区)を配布した。

 近畿地区の大阪、京都業界など各地区も早朝からタクシーの日をJRや私鉄など主要なタクシー乗り場でキャンペーンを展開した。 大阪タクシー協会(関淳一会長)は同日、府下30カ所のタクシー乗り場等で色鮮やかな木の葉を連想させるタクシー(エコを意識)が描かれているうちわ4000枚を配布した。

 大阪駅東口のタクシー乗り場では午前8時から関会長ら5副会長、長井総和自動車交通部長らが参加。

 当日は大平洋に張り出した高気圧の影響で、朝から気温が上がる中(30・6℃・午前8時、大阪管区気象台)、額に汗を流しながら、タクシー利用者に500円の共通乗車券が貼付された小型うちわ計500枚を手渡した。

また大タ協は大阪府、大阪市、堺市の3自治体を訪庁し、250万円分の乗車券(福祉分野での利用を期待)を寄贈している。