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名誉毀損で藤原氏(大タ協副会長)訴えると松本会長
 松本奈良雄・兵庫県タクシー協会長は8月23日、記者会見して「大阪の某業界紙に藤原悟朗理事が同紙に21日語ったとして報じられた内容が看過できないとして、場合によっては、名誉毀損で法的手段に訴えると述べた。

 同紙の内容要旨は「閉鎖的協会運営、特定計画への対応の稚拙さ、自社の経営においても先の10両の分割譲渡に続き、さらに20両の譲渡を行った上、各方面に「全部譲渡」を打診している。(中略)タクシー事業から撤退を決め行動に移している。会長として矜持を失った節操なき態度であり退陣するのが筋だ」また続いて「理事会を非公開にしたことは時代に逆行するだけでなく隠蔽体質を生んでいる。(以下略)」と続け、最後は、「協会運営全般にわたって適正、正常であるか否か、会計も含めて監査を求める意向を明らかにした」と報じている。

 これに対し松本会長は「ムカッと来たのは、オレの物を売ろうが只でやろうがオレの勝手だ。我が社は子供達が継いでくれないので夫婦で小ぢんまりと33台で10年程頑張ろうと思っているのにこんなことを書かれた。一番頭に来ているのは、会計の事を云われた。きっちりと監査もしてもらっており、10円の金でも取ったのかと言いたい。いずれは大タ協の会長をもめざす藤原氏が、今日や昨日に兵タ協の理事になってきて、協会の運営で業界紙を入れろとか、郡部助成金など主張したがいずれも通らずだ。内容があまりにひどい論調なので名誉毀損等で弁護士に相談して準備中だ」と述べた。