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自動車メーカーの参加を呼びかける 電気自動車普及協議会 (2/2)
 続いて、中島代表幹事は「既存じの自動車と電気自動車とが大きく違う中で不足している部分がたくさんあります。自動車業界として、既存の規制では十分補えきれない問題が各所から協議会に寄せられています。会員が持っている技術情報や実績を鑑みながら、足元となる教本の策定を来年春に向けて行っていきたい」と述べた。

 田嶋部会長「電気自動車のコンバージョンは趣味で行われている方々から事業として産業育成として行っていこうとする方々まで非常に幅が広い。より踏み込んだ内容につきましては、専門家の集まったワーキンググループで深く議論したい。来年の3月ごろまでにはガイドラインを用意したい」と説明した。

 また、福武会長は電気自動車を取り巻く規制について、バッテリーのリース導入、モジュールの標準化、二次利用などついて言及。

 福武会長は「自動車会社が今まで作ってきた車を数十万単位でコンバージョン出来るなら自社の整備工場で行えば新しいビジネスにもなります」などと大手自動車メーカーの参加を呼び掛けた。