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【処分】タクシー2社の許可取消(大阪)−近畿運輸局
 近畿運輸局は9月9日、大阪府内のタクシー事業者2社に対し、事業許可の取消処分を行い、発表した。近運局によると許可が取り消されたのは天仁交通(東大阪市)と関西中央守口(守口市)でいずれも許可取消処分の基準とされる違反点数の81点以上を超え、監査で20項目以上の違反が判明するという悪質なものだった。

 天仁交通(監査時車両数39両・違反点数の累計83点)は点呼の実施、記録義務違反。新任運転者・運行管理者に対する指導監督義務違反など全24項目の違反が監査により、明らかになった。関西中央守口(監査時車両数本社82両、第二営業所27両・違反点数97点)は過労防止の乗務時間等告示遵守違反や乗務員の健康状態の把握義務違反、日雇い運転者等の選任禁止違反など26項目の違反が発覚した。