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半数以上で法令違反―総務相が国交相に勧告
 原口一博総務相は9月10日、貸切りバスの事業者の半数以上で運賃を値切るなどの法令違反があるとして、安全の確保の徹底を前原誠司国土交通相に勧告した。

 総務省行政評価局の調査によると(2008年)、06年からの4年間で行政処分を受けた530社のうち50社が2回以上の車両停止処分などを受けてており、処分後も繰り返し、違反を繰り返す事業者が後を絶たない状況だ。

 安全運行を脅かす貸切りバス事業者の悪質な違反を全国の地方運輸支局の多くが把握していないことから、総務省は課徴金の導入などの制裁措置を検討することを求めている。