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功労者等表彰―兵庫県交通安全協会
 兵庫県交通安全協会(瀧川博司会長)は9月13日、楠公会館で平成22年度交通安全功労者等表彰式を行い自動車関係者ら個人、団体が多数出席し受章した。

 式典は、交通安全功労者39名を代表して中田功氏(南あわじ安協)、団体として杭瀬自動車学校、(株)原岡運送店、優良運転者金賞受賞者1千314名を代表して江田国義氏(加西安協)、同じく銀賞受賞1千112名を代表して堀本安雄氏(三田安協)、優良交通従業員43人を代表してトラックの間曽浩二氏(新栄運輸(株))ら、協力団体としてトヨタカローラ兵庫(株)、兵庫ダイハツ販売(株)、伊丹産業(株)、優良交通事業場として、整備の(有)山本自動車、(有)石川自動車整備らの各氏・団体に県警察本部長との連名による表彰状・感謝状が贈られた。また近畿交通栄誉賞、緑十字銅賞の伝達も行った。

 瀧川会長は「永きにわたり模範となって貢献した人々に感謝とお祝いを申し上げます。さて昨年まで減少した県下の交通事故件数、死者は増加傾向にある。死者の半数以上は高齢者が占め、また乗車中のシートベルトに非着用も半数以上。事故発生は夕暮れ時が多い。こうした中、私どもは、地道な努力こそが実を結ぶと信じ幼児から高齢者まできめこまかな交通安全活動を展開したい」

 今西義高県警部長は坂明県警本部長の「多大な功績にお祝い申し上げる」とのメッセージを代読して、県下の交通事故は現在死者124人で内、高齢者の死者65人は全国ワーストワン。高齢者の事故防止を基本に据え強力に事故防止に努めたい」

 また中林好弘兵庫県企画県民部県民文化局地域安全課交通安全室長は知事代理として祝辞を述べ「ストップザ交通事故」のスローガンの諸活動展開と協力を訴えた。藤田裕隆兵庫陸運部長は「去る4月8日全国でタイヤ点検が実施されたが4割が整備不足だった。タイヤを始め車両の整備点検をお願いします」