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住友金属鉱山―電池研究所を新設・電気自動車向け材料を開発
 住友金属鉱山(東京都港区)は10月1日、二次電池用極材の開発を進めるため電池研究所を新居浜研究所内(愛媛県新居浜市)に新設したと発表した。当初は約30人体制で研究を行い、今後、増員も検討する。研究部門と製造部門を統合し、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)に搭載するニッケル水素電池の正極材の開発を加速させる。

 住友金属鉱山の主力製品は、大手自動車メーカーに採用されているハイブリッド車用のニッケル水素電池正極材やパソコンに使用されている高容量リチウムイオン電池正極材など。