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社団法人へ検討作業 兵庫県レンタカー協会
 兵庫県レンタカー協会(山城益史会長)は6月17日、神戸市中央区の楠公会館で平成21年度通常総会を開き、平成20年度事業報告、同決算、平成21年度事業計画、同予算を原案どおり承認、役員の補充は新理事に國光祐史氏(ホンダレンタカー兵庫社長)を選任した。また同協会の一般社団法人化についても審議、社団法人化に向けて検討作業に入ることを承認した。

 山城会長は冒頭あいさつで「世界的な金融危機による自動車販売の減少はレンタカー業界にも影響が懸念される。協会としては、関係行政機関からの情報収集に努め、これを的確に会員へ情報発信し、単独協会では解決しがたい諸門題については、近畿地区連合会や全レン協を中心に、会員数は力なり“として対応したい。廃業、方向転換等で会員減少があるが、加入していて良かったと言う価値のある協会をめざし、建設用車両等産業用車両を持つ会員へも加入価値のある協会に努めたい。協会の法人化をはじめ各種経費の見直し、さらに環境問題に対応してエコカーの積極的な導入、福祉車両の導入等にも努めたい」と今後の取り組みを述べた。

 来賓祝辞で勝田年和・兵庫陸運部長は「車社会にあってレンタカーはマイカーに替わる車両として、さらにビジネスや福祉車両として多様で高度なニーズがある。利用者が安全で安心して利用できる車両の提供をお願いしたい」と。