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次世代自動車、環境対応ディーゼル車の導入支援策を検討―政府
 政府の平成22年度補正予算案が閣議決定した。補正予算案に地球温暖化対策を進める為、低公害普及促進対策費補助制度で、トラック、バス、タクシー事業者が次世代自動車を導入する際に支援を行う方針。
 
 次世代自動車の対象はハイブリッドトラック、バス、タクシー、電気自動車、CNGトラック、バスなどで環境性能に優れたディーゼルトラック、バスを導入する際にも助成を行うことを検討している。予算総額は77億円(平成22年度当初予算10億円)。
 
 制度実施には補正予算案は国会で承認されることが前提となるが次世代自動車を導入する際には通常の車両との差額の2分の1を補助する。対象は営業用(緑・黒ナンバー)自動車で平成22年度内(平成23年3月31日まで)に登録されたもの。
 
 環境対応ディーゼル車を導入する際には通常の車両との差額の2分の1を補助する(小型(車両総重量3.5トンクラス)は10万円、中型(車両総重量8トン)25万円、大型(車両総重量12トン)60万円を補助)。