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ベタープレス 米国でEVタクシー計画を実施
 米国ベタープレイスは10月27日、カリフォルニア州のサンフランシスコ・ベイエリアで今後、バッテリー交換式のEVタクシー計画を実施すると発表した。米政府が大都市圏交通委員会を通じて支援を行う(サンフランシスコ市とサンノゼ市との提携により実施する)。

 今後3年間、サンフランシスコからサンノゼまでの主要交通ルートで4カ所のバッテリー交換ステーションを設置。バッテリー交換式のEVタクシーの運行を支援する。排出ガス削減効果と消費者へのアピール性が評価された場合はMTCから補助金が交付される仕組み。

 本計画の趣旨はタクシーが長距離走行をすることが多く、走行中、多くの人々の目に触れるということから、一般消費者向け市場へのEV導入を促進するきっかけ作りになればということから。

 ベタープレイスは今年の4月に経済産業省の支援を受けEVタクシーの実証事業を実施しており、東京都内のタクシー会社「日本交通」と協力し、バッテリー自動交換プロセスの実現性を検証している。