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新支部長に黒田氏 全国福祉輸送サービス協会近畿支局大阪支部
 全国福祉輸送サービス協会近畿支局大阪支部(黒田司朗支部長)は6月22日、シェラトン都ホテル大阪で通常総会を開き平成20年度事業報告及び決算報告、平成21年度事業計画、収支予算などについて原案通り承認した。

 また、役員改選で新支部長に黒田司朗氏を、副支部長には坂本栄二氏を選任した。関淳一氏は最高顧問に就任した。平成20年度事業報告では運賃改定を実施し15km以内の利用については時間制による初乗運賃(中型30分まで2千400円)と加算運賃(中型10分までごと800円)に分け15kmを超える利用に当たっては距離制による初乗り運賃(中型15kmまで3千940円)と加算運賃(中型2kmまでごと560円)に分けた運賃額に変更した。さらに迎車回送料金を廃止し65歳以上を対象に「高齢者割引」(5%割引)を設定した。

 平成20年度の大阪福祉タクシー総合配車センター事業会計は会費収入が249万円となり当期収入は457万円で前期繰越金の253万円などを加え収入合計は710万円となった。当期支出は555万。平成21年度では会費収入が219万円を見込み収入合計は474万円で支出合計は629万円とした。

 会員数は18社減少し94社となった。