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キタとミナミにタクシー(電気自動車)専用乗り場設置へ―大阪府 (2/2)
 大阪府は電気自動車のタクシー導入に関し1台あたり100万円の補助金を設け大阪タクシー協会の加盟事業者などが50台の導入を決めた。府は、50台のタクシー導入に合わせ、梅田と難波に電気自動車タクシー専用「のりば」を設けることを予定に制度設計を進めており、来年の3月24日から開催される予定の「大阪新エルギーフォーラム」の開幕に向け、電気自動車タクシー50台を使用して電気自動車を身近に感じてもらうイベントなども企画しているという。

 府が現在、検討している項目は、梅田と難波に電気自動車タクシー専用の乗り場を設置し、電気自動車タクシー専用の予約ダイヤルの設置。2週間程度、無料で電気自動車タクシーすることのできる試乗会開催など。
試乗会ではタクシーの経営者から、完成度の高さに驚きの声があがった。一方、実車を使った説明会では、自動車整備士から「タクシーメーターの取り付け位置はどうしたらいいのか」といった戸惑いの声が多く聞かれ、今後、技術面での電動ドアの取り付けや行灯の配線などの諸問題と維持費の解決がポイントとなりそうだ。