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点呼の実施と点呼簿の記録を確実に―兵庫県タクシー交通共済
 兵庫県タクシー交通共済協同組合(大久保昌彦理事長)は11月8日、事業用自動車総合安全プラン2009に関する事故防止講習会を開催した。講師の神戸運輸監理部兵庫陸運部の主席柳田弘詞氏は「まず乗務員の点呼をしっかりと行うことが基本。点呼簿の記録をしっかりと確認し、乗務員の労働条件を確認を」と注意点に触れながら、監査方針と行政処分基準などの改正問題について資料を基に説明。国交省が掲げている事業用自動車総合安全プラン2009の死者数半減、飲酒運転ゼロの指針にもついて言及し、「今年の9月末でトラックの衝突事故が増えており、歩行者との事故は昨年比46%、自転車22%増。本省からいろいろな通達が出る予定」と説明した。