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年末に大型のモデルチェンジを展開―ダイハツ工業 (2/2)
 伊奈社長は好調の理由に「国内販売によりエコカー補助金の効果により国内販売会社が収益を伸ばした」、「インドネシア・マレーシアで注力してきた取り組みが市場の急拡大で好調な推移」などを挙げた。トヨタとの連携については「登録車ハイブリットのOEM供給を受けること」などを示した。
 
 エコカー補助金終了以降の国内販売状況について神尾克幸副社長は「10月の上旬で底を打ったかなと思う。ただ、想定していたカーブには沿っていない。10月の受注は前年比で70〜75%ぐらいだろう。11月に向けて80〜85%に上昇していくのではないか。年末に大型のモデルチェンジを用意している。その時点では90を超えてくるのではないか」と語った。