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急加速する電気自動車業界―テスラ・三菱自 (2/2)
 またパナソニックは11月4日、同社に3000万米ドル(約24億円)を出資し、両社の関係を強化した。
 
 関係を強化した両社は、市場拡大と低コスト高品質を目的にパナソニックの18650型リチウムイオンバッテリーを搭載したテスラ製の電池パックを共同でマーケティングを行う。リチウムイオン電池を搭載したEVはこれまで高額であることがハードルとなっていた。電池を巡るこのような動きが活発化すればコスト面のハードルが下がることが期待されている。
 
 さらに同日、今年4月から個人向けに電気自動車「アイ・ミーブ」の販売を始めた三菱自動車は、家電量販店を通じても販売を開始することが分かった。店舗でEVの展示を行い、顧客を三菱自に正規ディーラに紹介するという具合だ。ヤマダ電機とも交渉を続けている模様。