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全但バス再建に向け 田中、桐山氏があいさつ
6月12日に開かれた兵バス協総会での懇親会場で、開宴挨拶に立った田中貴俊・全但バス取締役会長は、神姫バスの支援を受け路線再編など図り事業再建への道筋が見えて「私事に及んで恐縮だが、ご心配をかけた当社も先頃新社長を迎えた。桐山社長を紹介します」と述べ2人揃って会員に挨拶。

 桐山徹郎社長は神姫バスOBで兵庫県生野町長を今年5月退職しての就任。桐山社長は「民間と行政の経験を生かし、地域の足の確保に向け努力したい。よろしくご指導下さい」と述べた。全但バスは今期は資産売却などで約9億7千万円の黒字となり、11年度は債務超過を解消するとの見通し。なお桐山社長は、神姫バス明石観光センター長を勤め、'95年生野町助役、'99年4月?2005年3月まで同町長。2009年5月同町教育長。