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宝物のような経験を―スバル「トレジア」新車発表会 (3/3)
  ボディーの大きさは3990×1695×1585〜1605mm(全長×全幅×全高)。エンジンは1.3リットルと1.5リットルの2タイプを用意。全車にCWT(自動無段変速機)を採用した。

1.3リットルDOHC NAエンジンでは吸・排気連続可変バブルタイミング機構や電子制御スロットシステムなどの採用により低燃費と出力を両立させた。1.5リットルDOHC NAエンジンは、豊かなトルク特性による扱いやすさと小気味良い走りを両立。

  1.3リットル、1.5リットルにおいても燃料消費率は10.15モードで20.0km/リットル。2WD車は、平成22年度燃費基準+25%達成車(AWD車は+15%達成車)、および平成17年度基準排出ガス75%低減を実現し、全車エコカー減税に適合している。

 グレードラインアップ
・「i」(1.3リットル、1.5リットル)
  基本装備の豊富なベーシックグレード 
・「i−L」(1.3リットル、1.5リットル)
  上級装備を充実させたラグジュアリーグレード
・「i−S」(1.3リットル、1.5リットル)
  スタイリッシュなフォルムを演出したスポーティグレード
・「TYPE EURO」(1.5リットル)
  専用装備で走りの愉しめるスペシャリティグレード
メーカー小売価格は142万8000円〜183万2250円


 2008年4月にトヨタ自動車、ダイハツ工業と開発と生産分野において協力関係を築くことで合意した富士重工業。トレジアはトヨタ自動車よりOEM供給を受けた初めての車種となる。トヨタ自動車はすでに11月22日から新型ラクティスの発売を開始している。

 富士重工業はトレジアの国内販売台数を1000台/月と掲げている。発表会後の取材の中で森社長は、欧州展開を計画してるが、アジアでの展開は想定していないことを明らかにした。