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新型ハイブリッドシステムの実証モニター運行を開始 (2/2)
 顧情情報を収集し、2011年内には国内市場での小型ハイブリッドトラックの客とともにコストやエネルギーコスト削減に取り組みモニター運行を通じて販売を視野に入れ、結果を検証する。 
 
 白井芳夫社長は新型ハイブリッドシステムを搭載した小型トラックを導入した場合、「3ー5年でイニシャルコストを還元できると期待している。小型トラックの半分程度をハイブリッドにしていきたい」と述べた。

 同システムは日野自動車が行った社内試験で、従来のディーゼル車と比べて約50%の燃費向上に成功。エンジンとモーターの間にクラッチを設けて、モーターのみでの走行を実現化させた。

 日野自動車はバス、トラック用車両を販売している自動車メーカで、神戸市バス(兵庫県神戸市)では同社のブルーリボンシティ、ポンチョなどが使用されている。