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観衆を雅と粋の世界に招待―日本バス協会事業者大会・金沢
 会場内に響き渡り観衆を雅と粋の世界へと招待した。日本バス協会(堀内光一郎会長)が11月10日に金沢市の石川県立音楽堂「邦楽ホール」で開催した第55回全国バス事業者大会は至る所に趣向が凝らされていた。
 
 冒頭、堀内会長が高速ツアーバスの規制強化を訴え、来賓の渡辺幸一全日本交通運輸産業労働組合協議会議長があいさつ。交通基本法の早期制定を求め全国で署名活動を行っている日本私鉄労働組合総連合会も参加。

 今後、労働団体と連携して問題解決に取り組む姿勢を明確にした。
 
 文化講演では長谷川孝徳北陸大学教授が文豪室生犀星などにちなんだ三代文豪バスや加賀百万石と名高い金沢の歴史を加賀藩藩主前田家と城下町を例に解説。
 
 続いて、金沢3茶屋街の一つ「にし茶屋街」の芸妓衆が太鼓や笛
などを持ち、素囃子(胡蝶の段)舞踊・長唄「吾妻八景」、「金沢風雅」の中でひがし、にし、主計町の風情を華やかにうたいあげた。
 
 会場の外では北陸鉄道(本社=金沢市)が11月1日から導入した「ビジュアル・バスロケーションシステム」の展示会を同時開催した。同システムは城下まち金沢周遊バス、兼六園シャトル、金沢ライトアップバスの三路線で導入され、設備投資費は一億円。
 
 バスの位置情報を無線で送受信し、モニターに地図とバスの位置、到着までの所要時間を表示する画期的なシステムに来場者は見入っていた。