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交通基本法ワーキングチーム(WT)設置―移動権確保に全力
 民主党は国土交通部門会議の中で「交通基本法(WT)」の設置を決め、座長に三日月大造前国土交通大臣、事務局長に畑こうじ衆院議員が就任した。
 
 国交省の特別枠要求には「地域公共交通確保維持改善事業453億円」、「公共交通のグリーン化促進事業」(バス、タクシー、電気自動車購入費補助)など交通基本法関連で50項目が並んでいる。
 
 今後、WTは国交省の法案作りに地域の意見を参考に交通基本法の制定に向け、週1回のペースで集中討議を進める方針だが、政府・与党と事業者、国民間に意識の差があり、どう調整を進めるかが課題となる。