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兵庫陸運部と兵整振を講師に 大型販売店ら熱心に受講 (1/2)
 6月の不正改造車排除強化月間にあわせて、自販連兵庫県支部(松本和幸支部長)の大型部会(米田忠人部会長)が整備会館で6月19日「大型車の不正改造を排除する運動」の研修会を開き、大型車販売店、架装会社ら200人の予定が席を多数追加するほど参加があった。大型車販売店は、県内責任者だけでなく、近畿の役員も参加した。

 米田部会長は「業界では不正二次架装が社会問題化しており、今後もさらに改善を図り、業界が信頼を取り戻さないといけない。点検整備の入庫を促進し、積極的に不正改造を排除したい。6月は強化月間だが、我々は毎月が強化月間と肝に銘じ仕事をしてほしい」と強調した。

 勝田年和兵庫陸運部長は「業界挙げて法令順守や不正改造排除に積極的に取り組まれる自販連に敬意を表します。1日に14人が亡くなり1時間に108人が負傷しており、事故の一因に不正改造や整備不良も考えられ、公害にもつながると、ユーザーは知らない場合が多いので、直接接する皆さんの情報提供が大切だ。街頭検査をすると、購入時からだと言う方も多い。それゆえ営業も架装業者も法令を知っていただきたい」。