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名車復活「トミーカイラ」―京都大発ベンチャー
 200台で生産中止となった幻の名車「トミーカイラZZ」が来年の6月1日に発売される。
 
 開発したのは電気自動車(EV)の京都大発ベンチャー「グリーンロードモータース」(京都市左京区)で残っていた試作車を改造した。2人乗りのオープンカーで、座席後方にモーターとリチウムイオンバッテリーを積み、価格は680万円。重量も640キロと軽く軽快な走りが楽しめる。受注後は自動車整備工場に組み立てを委託し販売するという。

 トミーカイラは公道を走ることのできるレーシングカーとして一般ユーザ7からも大人気だったが、法規制の影響で生産中止に追い込まれたという経緯もあり、名車の再登場に自動車愛好家からも喜びの声が上がっている。